“NECとシスコ、エリクソン、NTTドコモのNFV基盤への採用を発表 “

NECとシスコシステムズは3月11日、NTTドコモが3月9日に商用導入を開始したネットワーク仮想化基盤(NFV)に、自社製品が採用されたと個別に発表しました。また、エリクソンは3月14日、同基盤に同社ソリューションが採用されたと発表しています。NECは、LTEの通信処理を実質的にx86サーバ上のソフトウェアとして動かす仮想化モバイルコア(vEPC)、およびvEPCなどの仮想化されたネットワーク機能の作成、稼働、停止によるスケーリング管理を行う「VNF Manager」などの通信ソフトウェアを納入したということです。一方シスコは、同じNFV基盤に、同社の「Cisco ACI(Application Centric Infrastructure)」が採用されたと発表しました。Cisco ACIはスイッチハードウェア「Nexus 9000」と、コントローラソフトウェア「Cisco APIC( Application Policy Infrastructure Controller)」で構成されるSDN(Software Defined networking)/ネットワークポリシー管理ソリューションです。プレスリリースでは、NTTドコモ向けACIソリューションに、次のようなメリットが期待されるとしています。難しい話になっていますが、今後は単独ではなく各企業の協力体制でより大きなネットワークができそうです。
 

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